屑米、層麦、屑大豆の有効利用 ～発酵肥料、発酵液肥について～

摘要

作物を多収するには、当然ながらそれに見合う肥科を施用しなければならない。 しかし生産性の低い、肥料をやっても取れない圃場というのは総じて土壌微生物、特に加水分解に働く微生物や土壌酵母菌が弱いため、せっかく施した肥料などの加水分解が少ないために、肥料的価値はあっても中間生成物が少なく、根や草体における円滑な生理機能を継続することが弱いため、なり疲れや老化テンポが早くなって収量がアンバランスになってしまう。これを防ぐのが天恵緑肥やトウゲン、拡大バイエム酵素の潅水で、さらに屑米、屑麦を発酵させた肥料や液肥である。