病気の治し方－薬から逃れよう－（3）

摘要

現在の日本社会では、競争社会ゆえの長時間労働や、人間関係からくる精神的ストレスが拡大し、自律神経の働きを乱し、病気をまねく原因になっている……。世界的な免疫学着である安保徹教授が対処療法とは違う、生体反応を理解して、病気の成り立ちに基づいて治療する自律神経免疫医学による「病気の治し方」を語る。いろいろな原因が交感神経緊張のもとになり、病気の七割ぐらいまでは、その交感神経緊張が身体の負担になって病気になります。ところが病気の三部ぐらいまでは、もう一つの副交感神経に偏って病気になってしまうのです。