国際種子検査協会（ISTA）の組織と最近の

摘要

日本国内で消費される種子の生産現場が海外に移りほじめ，国際的にも種子の取引が活発に行われてきており，国際流通する種子は高品質であることが要求されている。 種子の品質には，発芽率や含水量，活力等の生甥的な質やロットの純潔性（他種の種子や爽雑物が混入していないこと）のほか，病原体に汚染されていない健仝な種子であることが強く求められるようになってきた。 このような種子の品質を評価する種子検査法は国際種子検査協会（International SeedTesting Association：ISTA二で国際統一が図られ，種子の品質を保証する国際証明書の発行システムが構築されている。