特別高圧送電線新設に係る相続財産管理人の選任による　東北電力株式会社　送電線下用地の権利確保事例について

摘要

本事例は、福島県00市において計画された新設の特別高圧送電線の線下用地において、地権者が死亡していたことから、関係する法定相続人と接触して確認の結果、法定相続人全てが相続放棄の手続きを行っていたため、当社の主導により相続財産管理人を選任し、線下用地の権利を確保した事例である。 本事例における事業内容は、福島県00市及び周辺地域の電力需要増に対応するために計画された特別高圧送電線の新設工事で、送電線の亘長（長さ）7．76km、鉄塔の31基を新設、3基を改造し、工事着工から運用開始まで約1年3カ月を要した事業である。