小田急小田原線〔世田谷代田駅～喜多見駅間〕連続立体交差事業について東京都建設局道路建設部関連事業課

摘要

東京は，人口が1，200万人にもおよぶ大都市で活発な都市活動が行われており，都市の基盤施設である道路は，都市機能上，都民の日常生活の面からも重要な役割を担っている。 現在，東京の道路現況は，既成市街地である区部でも道路率が約16％と低率であり，自動車が幹線道路に集中し慢性的な交通渋滞を招くことから，経済活動の低迷や，環境負荷の増大など大都市特有の問題をもたらしている。 東京都では，このような大都市特有の様々な問題を克服し，都市を再生させ，国際都市に相応しい活力と魅力に満ちた千客万来の世界都市、東京の実現に向けて，骨格幹線道路や地域の円滑な交通を確保する幹線道路などの整備を積極的に進めている。