北陸自動車道富山西ICの開通～地域産業の振興と県内高度先進医療体制の強化に寄与～富山市商工労働部

摘要

北陸自動車道富山西インタ一チェンジ（以下「富山西IC」という。 ）は，富山県の中央部，北陸自動車道の小杉ICと冨山ICのほぼ中間（冨山ICから7.4km）に位置します（図－1）。 周辺には分譲中の金屋企業団地や，ICに隣接して呉羽南部企業団地の計画があり，東に広がる呉羽丘陵には県内唯一の特定機能病院である国立富山医科薬科大学があります（写真ー1）。 冨山西ICは，富山県内の高速自動車道では11番目のICとして，また，高速自動車道沿線の開発者の負担により新たなICを設置する「開発IC制度」として，県内で初めて平成15年3月29日に開通しました。 富山西ICの整備計画は，平成8年12月に策定され，平成9年1月から事業化されましたが，あわせて富山県，富山市などによるアクセス道路事業や，周辺整備事業も行われました。