新宿副都心とヒキガエル

摘要

高校で生物を敢えていると，発生の授業のときに生きたウニやカエルの初期発生を生徒に観察きせられたらいいなと思うことがある．しかし，都会にあっては生きた材料を入手することは容易ではないし，カエルの場合には，早春に産卵するため4月の新学期のころには初期発生が終了していることが多い．どうしても授業と並行して観察実習をするのが難しい．これまで筆者札束京の都心部では，カエルの生きた卵を手に入れるのは無理だとあきらめていた．ところが，超高層ピタレが林立するあの新宿副都心に隣接する「新宿中央公園」で，たくさhのヒキガエルが産卵していることを知った．