バナメイ: 閉鎖循環式陸上養殖システムを用いた高密度管理

摘要

近年、ェビ養殖業は世界的に大きな産業として発達してきており、特に海産ェビの養殖は年間140億ドル の巨大水産食品産業に成長しました。しかし、集約的 なェビ養殖場では、エサの食べ残しや排泄物による海 洋汚染、塩分被害による荒れ地の増加など、深刻な環 境問題を引き起こしています。今、これら環境への負荷を最小とし、安全なェビを 持続的に生産可能とする、実用レベルのシステムが求 められてきています。㈱アイ、ェム.ティーは、2004年より(鋤農業、食 品産業技術総合研究機構生研センターの生物系産業創 出のための異分野融合研究支援事業の「安全なェビ生 産システムの開発」をマーシー.ワイルダー博士を中 心に、国際農林水産業研究センター（JIRCAS)、養 殖研究所、㈱ヒガシマルと共同研究を行ってきました。その成果に基づき、2007年より新潟県妙高市に商業プラントを建設し、バナメイエビの高密度完全閉鎖 循環式養殖システムを稼働させ、生産を行ってきました。