やさしい免疫学、ワクチン講座その11免疫の成立と免疫応答

摘要

前日与で免疫の概論を説明いたしましたように、免疫とは生体（縮主）と病原体との攻防によって生体を守るために、丑体内の色々の細胞、組織、器官などが互いに協同して働いている結果であります。 今回は免疫の成立について整理します（表参照）。 (一)感染とは、微牛物が宿主の体表や体内で増殖する過程をいいます。 (二)宿主側も殺菌件の物質や微牛物の増殖に欠くことのできない鉄元素や栄養素を利用できない形にしたり、微生物の増殖に不都合なはどに体温を高め、発熱反応を起こしたりして増殖を抑える作用が働いています。