機構の輸入バタ一第一次売渡は高値落札ひつ迫でカレン卜アクセス枠使いさらに輸入

摘要

バターは国内生産の減少で在庫積み増しができ ず、先行き不足の見通しからメーカーは出荷制限 態勢を強めている。このため、相場は強含みで、5月19日に実施された農畜産業振興機構の輸入バ ター売渡入札では、落札価格が平均で1kg当た り820円、今年1月の平均落札価格667円に比べ 23%も跳ね上がった。この落札価格は、3月の大口需要者向け価格 1014円（税抜き）の81%水準だが、諸経費を考え れば国産よりは若干安い程度。この先も高値追い が続くようであれば、今後の国産相場にも影響を 与えそつだ。