耕畜のかけ橋となる環境保全の情報提供の重要性

摘要

中央畜産会で働き始めて7年になる。その間畜産環境対策業務に従事してきた。　そこで、この機会を利用し、今回は本会で実施している畜産環境対策に関する業務と、その関連で最近感じていることについてまとめてみたいと思う。年間約9000万t、東京ドームの約75杯分。これがわが国全体で1年間に発生する家畜排せつ物の量である。これを臭気対策や周辺環境に配慮しながら処理し、さらに利活用へとつなげるのだから、畜産農家にとっても、支援する側にとっても、それは大変なことである。