「こめ育ち豚」で広げる水田農業と消費の輪一食べる手作る手つないで食の再興計画遊佐モデルのチャレンジー

摘要

山形県遊佐町は、庄内地方の最北端に位置し、肥沃で平坦な地形、豊富な水資源、適度な海からの季節風等、良質米産地としての条件が整っており、稲作を基幹作物とし、海岸砂丘を利用したメロン、大根等の野菜栽培、中山間部における養豚を中心とした畜産が展開されている。　遊佐町の農業産出額は約62億円。生産額が最も多い米は約32億円で、その生産量の約半分が産直提携している生活クラブ生協に出荷販売されている。