規模拡大と混住化による臭気への対応--地域住民への理解釀成のために私が行つてきたこと--

摘要

私が養豚業を経営している山梨県南アル ブス市は、果樹の生産地帯となっており、 ブドウとモモが多く生産される地域である。 山梨県の盆地の西の端であるが、山梨県と いっても周りは山だらけである。石ころだ らけの扇状地で、昔は養蚕を主に農業を営 み、今も果樹がほとhどという状態である。 ただしどの地域をみても、住宅が農業地域 の中に細かく入り込hできており、近年は、 薬ひとつまくのも大変となり、営農活動が 難しくなつてきている状況にある。現在の経営概要としては、私と両親、雇用1人の4人の労働力で、母豚120頭規模 の一貫経営である。施設は、放牧場やさま ざまな形のの畜舎8棟などがある。このほ か縦型コンポスド（21m~3)、浄化槽（96m~2)を整備している。