BSEフリーのブルガリア水牛--ジーンブ一ルにブルガリ了水牛を導入したフィリビン、カラバオ（水牛）セン夕ーを訪ねて

摘要

アジア農業会議（議長SEBASTIAN博士、フィリピン米作研究所長）において，わが国のジーンバンクとなった「熱帯羊ヘアーシープ」導入開発の経過を発表するため，マニラを訪問したのは平成13年4月下旬であった。 日本ODAプロジェクトとして2年前より発足した「フィリピン水牛（Carabao）、肉牛改良計画」の現場を見学する機会が与えられたので。 その報告をする。この訪問では同時に特別講演に迎えられ，世界における近年の水牛移動分布の状況，水牛の鼻紋，水牛の双子生産の課题，その他世界の畜牛開発とくに米国畜牛の現状等を説明してきた。 その時のプロジェクトリーダ一であったCRESEN－CIO博士より，日本で出版された「世界の水牛、AICAF1999年」を要望されたのは嬉しかった。 帰国後早速JICA丹羽畜産園芸課長に資料送付をお願いした。