自然とのふれあいと総合学習--環境省における自然系環境教育の取り組み

摘要

環境省では，「持続可能な社会」の実現を目指して環境基本法，環境基本計画などに基づき「環境教育?環境学習」を進めている。 2002年からは，公立学校の週休2日制が始まるとともに学校教育のなかで「総合的な学習の時間」が設けられるなど，子供たちに対するさまざまな取り組みがなされることとなっている。 このような動きに対応し環境省では，子どもパークレンジャ－事業など文部科学省と連携した事業を実施しているほか，さまざまな環境教育の試みを行っている。 これらは学校教育における総合的な学習の時間の中の教材として，また環境教育のフィールドなどとして活用できるものも多いと考えられる。