窒素施肥水準力《4タイプのイネ科ブラキアリア の生産性■粗タンパク含有量に及ぼす影響 (初回サイクルと二回目サイクルの比較、これからの方向性）:ビラール大学農牧および地域開発学部における卒論指導の一例その3

摘要

パラグアイのニェンブク県では，70%以上が湿原地帯であり，残り30%弱が丘地である。こ の丘地において，小規模ながら作物，野菜類そしてイネ科牧草の一つであるネピアグラス {Pennisetum purpureum)が栽培され，家畜飼料，とくに乳牛の餌として利用されている。 しかしながら，実際は湿原地帯に自生する沼沢植物を餌とする形で，粗放な放牧が実施され ており，本誌前報では，ネピアグラスの代替物として，同県において自生する沼沢植物ヨシ (Carrizo ： Panicum pernambucense),さらには，タンノくク源としてマメ科樹種ギン不ム（Zelicaela Iewcocepalfl)も取り入れた形で，乳牛の餌として利用可能であるかについての成果を報告して きた。