畜産学教育協議会シンポジウム小特集一畜産学教育の質保証の在り方を考える一

摘要

動物の生産物は歴史的に私達の衣食住を支えて くれる重要な資源として利用されてきました。と りわけ畜産物は人の豊かな食生活に欠かせませh し，近年ではファインケミカル等としても用途は 拡大しています。動物生産科学の必要性は，伴侶 動物の飼育や自然界動物の保護、被害対策などに みられるように関連する領域へも広がっています。 家畜生産の過程は環境負荷の懸念もありますが， ェコフィード系等の環境循環の工夫により有益性も大きいところです。人の生活を支える畜産業は 将来的にも必ず必要とされます。畜産学は，今後 もこの領域の人材育成のために大学の教育課程と して必須ですし，時代の要請に応えながら発展す る必要があると思います。