マラウイにおける協力隊の活動

摘要

「今度は君が座る番だよ。どうぞ！ ！」 赤土の広い大地の真h中に，コンクリートで舗装 された国道の一本道。約6時間の移動中，座る席も 立つ場所も満杯のバスで，言われた言葉です。朝は 毎日，「今朝の調子はどう？（マズカバンジ？）」「う h元気だよ！あなたは？（ンダズカヴィーノ，カャ ィヌ？）」という一人一人との挨拶，握手から，一 日が始まります。そういう光景が日常の国で，私は 2年間過ごしました。世界最貧国の一つであるマラウイ共和国はァフ リカの南部にあり，北海道と九州を合わせたほどの 面積です。温厚で素朴な人が多く， Warm heart of Africa(ァフリ力の温かい心）とも言われています。マラウイの公用語は英語で，学校では英語を使つ て授業を行っていますが，学校に通わなかった人， 途中でやめてしまった人はほとhど英語を話すこ とはできず，チェヮ語ゃトゥンプ力語などの現地語 を使用しています。