「究め」「触れ食い」「学ぶ」特産振興の総合施設が誕生

摘要

この4月28日、茨城県の林業技術センター内に　 「きのこ博士館」がオープンする。 一般の県民対象に、きのこなどの特用林産物の啓蒙を目的とする施設だ。 県は、隣接する　 「きのこ研究館」　 と併せ、特用林産物の研究、生産振興、普及を総合的に推進する拠点として期待している。 那珂那那珂町にある茨城県林業技術試験センターの敷地内に、このほど「きのこ博士館」　 （上写真）が完成する。 建物面積1046m~2、多角形の尖った屋根が特徴的なこの施設は、きのこ，山菜などの特用林産物の生態、人の暮らしとのかかわり、特用林産物を生み出す森林の役割などを楽しみながら学べるというテーマ展示施設で、回の補肋事業として建設を進められていたもの。 4月28日には竣工式が行われ、翌謂日から一般公開される予定となっている。