Liイ啓ンは数量3割，金額も約2割増加二カド電池，ニッケル水素電池が太幅に減少

摘要

日本の昨年の電池総合計出荷は，電池工業会によると数量で64月3億個，前年（66．81億個）比3％減，金額で6，934億円，同（6，938億円）比0．1％減を見込hでいる。 リチウムイオン電池（LIB）が大幅に伸びたほかは，鉛蓄電池，アルカリ蓄電池，1次電池が数量，金額でも前年を下回った。 2次電池合計出荷は15．98億個，同（16，72億個）比4％減，金額では5，289億円，同（5，183億円）比2％減。 1次電池合計は数量で48．66億個，同（50．09億個）比3％減，金額では1，645億円，同（1，754億円）比6％減った。 今年のLIB需要は前年に引き続き堅調に推移し，「2割以上の伸び」（三洋電機）を予想している。 L旧は携帯電話，デジカメなどへ引き続き好調昨年の出荷を製品別にみると，LIBは7．88億個，前年（6．03億個）比31％増，金額で3，055億円，同（2，584億円）比18％増となっている。 これはカメラつき携帯電話やデジカメ向けに需要が伸びているもの。 平均単価は388円／個と前年（429円／個）比10％下落したが，下落率は前年の20％より10ポイント縮小した。 一方，ニカド電池は数量で3．99億個，同（4．86億個）比18％減，金額で424億円，同（543億円）比22％減った。 ニッケル水素電池も数量で3．73億個，同（5．42億個）比31％減，金額で464億円，同（542億円）比23％減とともに大幅に落ち込hだ。