新たな鉱物資源政策の理論体系を構築

摘要

経済産業省資源エネルギー庁は，日本の鉱物資源の安定供給確保を追求するための「鉱物資源政策」の理論的基礎を構築するのを目的としてインターネット上に「鉱物資源政策プラットフォーム」を5月に開設した。 これは産学官の有識者がネット上に一堂に会して議論を行うオンライン会議で，7月5日現在で，総発言数は206件。 平均して1日当たり4件の発言があり，予想を超える盛り上がりをみせている。 参加者数は160名でうち鉱山会社，商社などが31％，大学，産総研など研究機関が26％，経産省，金属鉱業事業団などが43％の構成となり，鉱物資源政策の「メッカ」となりつつあるという。