JASO DH-2F対応超省燃費ディーゼルエンジン油 「ディーゼルグランドDX0W-30」の開発

摘要

内燃機関の中で、デイーゼルエンジンは燃費が良ぐ高 い耐久信頼性を有することから、車両、建機、船舶など 幅広い分野で使用されている。その反面、排出ガス中の PM (Particulate Matter,:粒子状物質)と NO_X (Nitrogen Oxides,:窒素酸化物）が多ぐこれによる大気汚染が大 きな社会問題となった.そのため、日本では1994年制 定の「短期規制」以降、PMとNO_Xの大幅な低減が求 められてきた。例えば2009年に導入されたいわゆる「ポ スト新長期規制」では、PMが1994年規制値の1/100、 またNOxは同規制値の1/9となっており、排出ガス規 制は大幅に強化された。こうした規制に対し、各自動-中： 会社はエンジンの燃焼改善によりPMとNO_xの発生を 抑えるだけでなぐPM処理のための連続再生型DPF (Diesel Particulate Filter)や NO_x 処理のための尿素 SCR (Selective Catalytic Reduction,：選択還元型触媒） およびNO_x吸蔵触媒などの後処理装置を導入することに より対応してきた。