京都市消防局のオリジナル機関員養成システム大事なのは価値ある経験を後世に引き継ぐことベテラン機関員の運転哲学

摘要

京都市消防局の「運転員」大嶋福成消防士長、53歳。約30年間に渡り消防車両のハンドルを握り、各署の車両は一通り担当した。南消防署と東山消防署では機械技術指導員を担当し、多くの機関員を育成してきた。消防人生の大半を運転員として歩hできたプロフェッショナル、いわば運転の職人である。いつも胸に抱いているのは「プライドを持て」という言葉。先輩運転員に言われたこの言葉を一時も忘れることなく、技術と知識の練磨に励hできた。