今年1月の米工アバス機事故に倣った想定「航空機事故対処総合訓練」で初の海上からの救出

摘要

今年1月15日、離陸直後にエンジントラブルを起こした米エアバス機が、ニューヨーク市のハドソン川に不時着水した。機長の英断と冷静な対応で、ひとりの死者も重症者も出さずに全員が救助されたことから「ハドソン川の奇跡」と称えられたこの事故の記憶は、まだ鮮明だろう。この日、氷点下に冷え込hだハドソン川に浮かぶ翼の上で救助を待つ被災者は、民間、消防、警察、沿岸警備隊などの船艇によってスムーズかつ迅速に救助されたという。