'怪我'から始まる反応：damage sensing damage control, damage resolution

摘要

生体の特徴的機能の一つは，修復で完結する損傷に対する対応システムを持っていることである.このシステムは，【damage sensing】【damage control】【damage resolution]というコヒ一 レン卜(coherent)反応である.そして各反応木目にち，positive, negative feedbackがく組み込まれ ている("dynamic homeostasis")."怪我の部位だけで"，スィッチオンされて(damage sensing), 速やかに止血し(damage control),そして最後に修復(damage resolution)に至る.臨床的には いかに，巧く damage resolution phaseに持っていくのか？この最後のフェーズで主役を務める因 子群が卜ロンビン-卜ロンボモジュリン-プロテインC系である.