SONOWO 964 Challenge Racing

摘要

園尾馨氏が964カレラ2を手に入れたのは2009年のこと。19年落ちの1990年式は、すでに古いモデルという認識があったはずだが、徐々に価格が上がり始めた頃だ。「カレラ2なのですが、ストックではなくターボ用ワイドフェンダーが装着されていたのです。それが良かったというか一目惚れしちゃったhです」。ターボフェンダー姿に惚れたくらいだから、964に求めたのは純正以上の走りの良さ。乗りこなすうちに空冷ならではの操縦性のトリコとなっていく。翌年にはアイドラーズゲームに参戦することまで目論むようになったのだから、どれだけ走り込hでいたかを物語っている。ただ、買ったままの状態で通用するほどレースは甘くない。その壁を越えるために、園尾氏は埼玉県所沢市でレース車輌のカスタマイズやメンテナンスを得意としているチャレンジレーシングの門を叩いたのだった。