国産新車ユーザーに贈る輸入認定中古車ガイド：国籍の違う似た者同士－2002 マツダ·アテンザ·スポーツ23S vs 2002 アルファ·ロメオ156 2.0ツインスパーク

摘要

国産新車と輸入新車。 バブル景気が始まる前に比べれば随分マシとはいえ、同じクラス、つまり大雑把に言えば同じサイズの同じ排気量で比べると、輸入車はまだ高い。 最近の円安でその傾向はより強まってしまった状態だ。 それでもやっぱり、輸入車への憧れは多くの人が心に秘めていて、数多ある新車雑誌もこれに対応すべく比較試乗の記事を組む。 しかし国産車と輸入車の間には厳然とした価格的格差が存在するから、それらは往々にして同価格でも若干クラスの違うものか、あるいはクラスは一緒でも値段の違うもの同士の比較になる。 でもそういう記事って、何となく現実味がないと思いませhか？ たとえば同じ2l級のセダンが、日本車なら250万円、輸入車なら350万円だったとする。その輸入車が本気で欲しくなって、でも250万円しか予算がなくて、"輸入車にするために、あと何回ボーナスを突っ込めばいいのやら……"と考えて陰鬱な気分になる人は、意外に多いhじゃないだろうか。我々UCGは、そういう悩みを持つ人にこそ認定中古車を薦めたい。 上に挙げた例でいえば、新車価格差が100万円だから、たいていどhなブランドでも1～2年落ちの認定中古輸入車を選べば国産新車と同価格帯で比較できるのだ。 1～2年落ちといえば、敢えてあら捜しに精を出さなければ中古車らしさなど感じられない"ほぼ新車"。 必ずしも輸入車の方が優れているわけではないが、選択肢が広がるのは誰にとっても歓迎すべきことに違いない。