未来を拓く“夢工場”－スチールドア·鋼製建具を製造：ACサーボ駆動のパンチ·Lシャー複合マシンを導入し、自動化を加速

摘要

㈱藤建鋼は1970年、現社長である安藤彰浩氏の父親、故·安藤隆氏が各務原市内で鋼製建具類の製造に携わり、10年余りで事業の基礎を築いた。1981年、㈱藤建鋼として法人化。量産体制と、多品種少量生産に対応した小回りのきく体制を確立させ、技術の向上、納期の正確さをモットーに事業を拡大させた。1985年には工場を増築移転、生産設備の刷新で品質の向上を目指した。そhな中、1993年に安藤隆氏が急逝、夫人の安藤弘子さhが2代目社長に就任した。1998年、工場が手狭になったことから、各務原市内の須衛町に新社屋を建設した。「この木材団地は木工関係の企業の組合で道営されており、鋼材を扱う当社の工場進出の際は、業種がちがうと難色を示されました。しかし、組合に何度もうかがって『鋼製建具も広義では建築関連で、木材業界とも関連が深い』と説明をし、認可していただいた経緯があります」と安藤弘子会長は当時を振り返りながら語る。