「バランス経営」と「強固な会社づくり」－部品加工·OEM·自社商品まで

摘要

スポット溶接は、加圧を加えながら素材の間に電気を通して抵抗発熱を起こし、それによって素材を溶かし、ナゲットと呼ばれる碁石状の溶融部を生成して接合する溶接方法。歪みが少ない、溶接速度が速い、熟練の技術を必要としないなど、数多くのメリットがあるが、加圧するために、どうしても表面に溶接痕が残ってしまう。そのためにパテ加工やグラインダー·バフ研摩処理など、人手と手間をかけて処理することになり、コストや納期の面で大きな課題となっている。溶接痕を出さない、もしくは最小限に抑える研究·開発を成功させ、外観品質が改善され、工数が少なくなるなどのメリットを活かしたいと考えている。同社の愛くるしい「しばてh」（故事·土佐に住むカッパに似た子ども）をキャラクターに、地域に愛され高知県全体の繁栄にもパワーを注ぐ中山社長は、まだまだ“現役”そのものだ。