農業「新」時代人　未来の農を担う人々渡漣和代さん（千葉県山武市）

摘要

千葉県旧成東町（現山武市）は九十九里浜のほぼ中央に位置し、海水浴やイチゴ狩り目当ての観光客で賑わいを見せる。 また、ダイコンやネギの産地としても有名だ。 渡遺さんはこの地で野菜づくりをする一方、女性起業家として、女性農業士として、地域の農業女性をリードして活躍する。 昭和30年生まれ。 千葉県山武郡大網白里町出身。 地元の高校の商業科を卒業後、千葉市内にある銀行に勤務。その後、成東町で農業と民宿を営む、渡達明さんと結婚。 平成2年に民宿を廃業し、その後は実の明さんとともに本格的に農業に取り組む。 平成8年には「渡遺さんちの野菜達」として商号登録し、加工食品販売業を開始。 平成18年1月、JA山武郡市初の女性参与に就任する