エアジハード記憶に殊るマイラー。2003年の産駒デビューに期待高まる

摘要

一九九九年に春秋のマイルレースを連覇したエアジハードは、安定した強さを見せたマイラつとしてファンの記憶に残っていくはずだ。 マイラーとは、つ六〇〇（守イル）前後を中心として二、〇〇〇ぐらいまでの距離を得意とする競争馬のことだ。 二、〇〇〇を超える距練を得意とする馬はステイヤーと呼ばれる。 ダービーが二、四〇〇、菊花賞が三、〇〇〇、春の天皇賞が三、二〇〇と、伝統ある重賞レースが長距離のため、どうしてもステイヤーが注目されがちだ。 だがマイラーは、「この距経は任しておけ」といったスペシャリス下っぼくて、人気は高い。エアジハードは、九人年フランスでジャック、ル、マロワ賞（一、六〇〇、GI）に参ったタイキシャトルの強さ、人気には及ばないかもしれないが、内国産馬ということでファンも多い。 引退後は、種牡馬としてもかなり期待が集まっている。