国際共同研究におけるGenome-Wide Association Study (GWAS)

摘要

dbSNPやHapMap計画などの情報基盤や数+万種のSNP を解析できる技術基盤の整備により，ゲノムワイド関 連解析（GWAS)が2007年頃より実用的な戦略となり， 疾患感受性遺伝子の発見が相次いだ。すでに165の疾患 について，ゲノムワイド有意水準P< 5X108をクリアす る904個の論文が発表された。国際共同研究により GWASメタ解析を行い，よりeffect sizeの小さなものも 同定するという試みが行われだしており，「第2世代の GWASJとも言われている。