韓国·乗用車市場、電動車が10万台突破、ディーゼル比率は縮小、LPG車の一般販売が解禁に

摘要

韓国の乗用車市場では、ディーゼル比率の縮小と、電動車販売の10万台突破が、2018年の主なトレンドとなった。韓国における2018年の乗用車の新規登録台数を燃料別に見ると、ガソリン車が前年比2.5%増の77.7万台に増加したのに対して、ディーゼル車は4.6%減の51.8万台に減少した。ディーゼル比率は1.6ポイント減の33.9%となり、2014年の44.7%をピークに3年連続で低下した。これと対照的に、ガソリン比率は1.3ポイント増の50.9%に上昇し、5年ぶりに50%台を回復している。HEV、PHEV、EV、FCEVを合計した電動車は、26.2%増の12.5万台。新規登録全体に占める構成比は8.2%に留まっているが、HEVとEVの販売拡大が寄与し、初めて10万台を超えた。