完成車輸出は2%減の83.2万台、Fordが最大手に、VW·GMはメキシコ向け好調で過去最高

摘要

インドの自動車輸出台数は2017年に前年比2.0%減の83.2万台となり、2年連続で80万台を超えた。乗用車が0.1%増の73.9万台と前年並みにとどまった。商用車では、小型が28.3%減の5.0万台に縮小した一方、中大型が3.5%増の4.4万台に増加した。メーカー別では、フル稼働状態が続く現代自が輸出最大手の座を逸し、代わってFordがトップに浮上した。Fordは13.9%増の17.3万台に伸ばした。Fordは、FigoとFigo Aspire、EcoSportを欧州、南アフリカ、メキシコなどに輸出しているが、このうち欧州でKA＋として販売されているFigoが1.5倍増の5.9万台となり貢献した。また、FigoAspireが22.2%増の3.1万台となった。一方、欧州向けをルーマニアからの供給に変更したEcoSport については4.7%減の8.3万台となった。