Aセグメントが2割減に、Bezza効果でロワーBは2桁増、小型MPVから小型SUVへの需要シフト続

摘要

マレーシア自動車市場は2017年に前年比0.6%減の57.6万台となり、2年連続で60万台水準を下回った。こうしたなかで、スモール（ロワーB）と小型SUVの販売台数が2桁増と目立ったが、量販セグメントのAセグメントやコンパクト（B）、Cセグメント、小型MPVなどは減少した。乗用車販売台数は3.2%減の37.6万台となった。市場全体に占める割合は65.3%となり、これまでの67～68%水準から若干低下した。マレーシア最量販モデルのPerodua Axiaを中心とするAセグメントは21.4%の6.8万台に縮小。