1～6月販売は3%減、新車効果で双龍自とRSMがシェア拡大、通年では175万台の高水準が視野

摘要

韓国自動車市場は2017年1～6月に前年同期比3.4減の90.3万台となった。個別消費税減税が2016年6月に終了した後も新車需要は堅調に推移しており、2017年前半も小幅な減少にとどまった。車種別では、乗用車が減少したが、商用車は増えた。また、輸入車比率は14.1%となった。ブランド別では、起亜とChevrolet（韓国GM）がシェアを下げた一方で、新車効果を享受した双龍自とRenault Samsung（RSM）がシェアを伸ばした。現代自は5.1%減の31.7万台で、シェアを0.6ポイント減の35.1%とした。大型セダンGrandeurが好調だったが、主力SUVのSanta FeとTucsonが3割減と足を引っ張った。