びまh性肺疾患─Part 1：総論と診断の進め方：実臨床で注目するべきポイント

摘要

本稿では，呼吸器内科医が普段どのようなことを頭に描きながらびまh性肺疾患の診断をしているかについて，具体的な項目を挙げながら説明する。Summary詳細な問診が極めて重要である。問診で得た情報と身体所見を照合する。血液検査では優先順位の高い鑑別疾患を念頭におき，胸部CT所見では陰影の分布と優位な所見をとらえる。臨床医画像診断医病理医で話し合いをして，臨床医が主導権をとってケアにあたる。