福島県における人工内耳?補聴器装用児の中学校での学習環境の実態調査平成24年と平成29年の比較

摘要

平成（H) 24年、我々は、中学校通常学級に在籍している人工内耳?補聴器装用児の学習環境につい て担当教員等へのアンケート調査を行った。結果、聞こえの問題等の多くの問題があるにも関わらず、教 育環境の整備等の合理的配慮が不十分であることがわかった。そこで、専門機関が組織的かつ、迅速に学 校を指導する必要があると考え、直接の学校支援は聴覚支援学校、医療機関は聴力や問題点等の情報提 供、コーディネートは特別支援教育センターといった連携した支援体制を明確にした。