ハウリング?コントロールに起因する補聴器適合不十分の症例

摘要

補聴器はアナ口グからデジタルへの移行に伴い、雑音抑制ゃハゥリング?コントロール等 の新たな機能が付加され、多機能化が進hでいる。その付加機能の一つであるハウリング-コントロールには利得を減少させることによる方法とハウリング音の逆位相の音を加える方 法がある。今回、当科補聴器外来においてハウリング?コントロールに起因する補聴器適 合不十分の症例を経験した。補聴器適合検査にて利得不足のため適合不十分と判定したもの の、その調整にやや難渋した。1例報告ではあるが、今回の経験からハウリング?ントロ ールの問題点について考察したので報告する。