aff Interview CLOSE UP:仕事人－ 佐々木勝さh

摘要

佐々木勝さhは、20代のころから卓越した技術で頭角を現し、平成9年には明治神宮例祭における和菓子の奉献式(※)で「煉切の儀」を披露した和菓子業界の重鎮である。にもかかわらずご本人は、近付き難い雰囲気を微塵も感じさせない、いたって気さくな方だった。佐々木さhは、昭和20年8月に4人兄弟の末っ子として、樺太で生れた。終戦後、家族で命からがら北海道松前町にたどり着く。生後まもなく、樺太で網元をしていた父が、病気で亡くなるという哀しい出来事があった。