ターボスポーツ大運動会－TEST③DNAスラローム

摘要

このテストで最速タイムを記録したのはNSXだった。発進加速でGTIRの後塵を拝してきたが、ようやく面目躍如となった。スラローム区間はステアリングだけでなくアクセルコントロールも駆使して姿勢変化をアシストしていかなければならない。しかしNSXの4WDシステムは前後アクスルが機械的に結合されていないため、後輪の回転数の影響を前輪が受けない。つまり4WD車特有のアクセルオン時プッシュアンダーが発生しにくいのである。ステアリングの切り込み方向操舵時は前輪モーターに大きなトルクが掛からず、ステアリング重戻すに従い強力なトルクがかかることでスラローム通過が速い。