地金需給、均衡に向かう

摘要

今年の展望を。「昨年は資源価格の下落で大きな影響を受けた。一方で非鉄金属需給のファンダメンタルはしっかりしており、国際的な在庫も減少傾向にある。また、世界的に減産の動きも出ているので何かきっかけがあれば価格が反転する下地はある。非鉄需要はIOT（モノのインターネット化）や自動車の電装化などさまざまな製品の高機能化の流れの中で底堅いし、引き続き重要宏財としての役割を担っていくことになる。足元は厳しい局面だが、非鉄金属の安定供給を継続し、日本の産業の下支えとそれを通じた社会貢献を果たしていく」