大型戦略投資は競争力の源泉

摘要

15年4～9月期連結決算は売上高123億円で前年同期比9％減、経常利益1億2千万円で大幅な減益となりました。「売上高は建築向け主体のボルト製品で前期比横ばいだったが、普通線材製品と特殊線材製品（硬鋼線·鋼索）で減収となった。河川護岸用かごや治山用落石防止網など土木分野の低迷、太陽光発電関連フェンス需要のピークアウト、獣害防護柵の政府予算縮小、自動車関連需要の減少などが要因。経常損益は数量減に加え、品種構成の悪化、減産と償却費増による製造固定費負担の増加がコスト改善効果などを上回り、大幅な減益となった」