低消費電力／高速動作のMobile RAM/XDR DRAMなどに見る：Network FCRAM

摘要

苦手なランダム·アクセスを克服するために開発されたFCRAM メモリの用途によってはアクセスされるアドレスの順序が予測できない場合があります．このような動作はランダム·アクセスと呼ばれ，1回のランダム·アクセスに必要なメモリの動作時間をランダム·サイクル·タイム(t{sub}(RC))と呼hでいます．ランダム·アクセス動作ではDRAMの入出力部分の性能ではなく，メモリ·コア部の性能が重要になります．DRAMはSRAMに比べるとランダム·アクセス動作は苦手です．この短所はDRAMの基本的なメモリ·セル·アレイ構造で決まっているため，汎用DRAMでは入出力部の性能向上に比べて大きな改善は行われていませh．FCRAM (Fast Cycle RAM）は，このDRAMの短所であるランダム·アクセス性能を回路方式や仕様を工夫することで大幅に改善した製品です．現在，FCRAMには表4のように大きく三つのタイプがありますが，ここではネットワーク向けNetwork FCRAMについて詳しく説明します．