マイコン·システムのしくみを基礎から理解する：6502マイコン·ボード製作記－〈第4回〉メモリ，I/O空間の割り付けとブート·ローダの書き込み

摘要

連載第3回（2006年7月号）までを整理すると，以下のようになります．1)）リセット後は＄FFFC，＄FFFD番地に書かれたアドレスからプログラムが実行される；2）IRQBによるハードウェア割り込みやBRK命令によるソフトウェア割り込み発生時は，＄FFFE，＄FFFF番地に書かれたアドレスに飛ぶ；3）NMI発生時は＄FFFA，＄FFFB番地に書かれたアドレスに飛ぶ；4）＄0000～＄00FF（ゼロ·ページ），SO100～＄01FF（スタック）領域はRAMにする。 以上から，メモリ空間の末尾部分は通常はROM，先頭部分はRAMにすればよさそうです．あとはI/O デバイス16550をどこに配置するかです．