USB接続のパソコン用カメラで物体認識と動き検出

摘要

画像認識を行いたい場合には,そのための環境を用意する必要があります.ここではUSB接続のパソコン用カメラ (以下USBカメラ）を使ってWlndows上で画像処理をするための環境を整える方法と,実際の処理例を紹介します.この方法の最大の利点は手軽なことです. USBカメラの価格は数千円程度と安価ですし,演算にはパソコンを使うため,さまざまな処理を比較的簡単に実現できます.最終的には専用ハードウェアを使って画像認識を行う場合でも,初期の段階でのアルコリズムの検討や,どの程度の性能のカメラが要求されているのかを見極めるためには十分に有効な方法でしょう.