生産体制·供給網整備に力 次亜塩素酸ソーダ

摘要

次亜塩素酸ソーダ(次亜塩素酸ナ卜リウム)の需要は天候に左右される面が大きい。2018年は記録的な猛暑が幸いし、出荷量が6年ぶりに92万ゾ台を回復したが、19年は逆に冷夏となって需要は減少。最終的には90万ジ台を維持したが、今年については経済の先行きが非常に不透明であり、び年以来再び90万トン割れとなることを懸念する声も出ている。ただ、次亜塩素酸ソーダは消毒や衛生面で、健康な国民生活を支える基盤的な製品でもあり、とくに災害などに際して供給が滞ることは重大な問題となる。安定的な生産体制や供給辋をさらに整備していくことの重要性はこれからも変わらない。