サーマルダイ才ード赤外線センサー 高精度に“動き”検知 三菱電機が小型·高画素化

摘要

三菱電機は6日、80×32画素サーマルダイオード赤外線センサー「MeLDIR(メルダー)」を11月1日に発売すると発表した。従来の赤外線センサーよりも高画素化/高温度分解能化を図り、高精度な人·物の識別と行動把握を可能にした。独自パッケージ技術により、チップサイズと同程度の大きさまで小型化。 大幅な拡大が予測される防犯、見守り、人数カウント、スマートビルディングなどの分野に展開、市場シエァ獲得を狙う。メルダーは一般的な赤外線センサーである画素数16×16のサーモパイルと比較し画素数が10倍、温度分解能は5倍で、0.1度Cの温度差を識別できる。サイズは19.5×13.5×9.5立方ミリ メートルと80%小型化した。画角は78×29度、マイナス5~60度Cを検知する。