東レ、新規高透明薄膜OPPフイルムを開発～平滑性と走行性両立

摘要

東レは、高い表面平滑性と走行性を両立した、高透明·低フィッシュアイ（数十μm以上の劣化ポリマー等による粗大突起）かつ薄膜のOPP（二軸延伸ポリプロピレン）フイルムを開発した。同製品は、同社のOPPフイルム「トレフアン」の新タイプ。IoT関連部材など高性能な電子デバイス向け工程フイルムが主なターゲットで、2017年春から土浦工場（茨城県土浦市）にて専用ラインを整備し生産·出荷を行っており、このたび本格生産を開始した。同時に、新タイプのトレフアンをベースとして、糊残りしにくい高性能な粘着層を薄膜塗工した微粘着トレファン「ME01」を開発。