協和発酵キリン、協和発酵ケミカル売却で基本合意~2011年3月予定

摘要

協和発酵キリンは22日、100％出資会社である協和発酵ケミカルの全株式譲渡について、日本産業パートナーズ（本社·東京都千代田区）と基本合意したと発表した。親会社から独立することで、市場ニーズに応じた積極的な設備投資が可能になると判断した。最終契約締結は2011年1月初旬、株式譲渡実行日は同年3月末を予定する。最終譲渡先は、日本産業パートナーズの管理·運営組合か、投資家が出資する買付会社になる見込み。　譲渡額などの詳細は、最終契約締結時に決定する。協和発酵キリンは譲渡後、経営資源を医療用医薬品事業に集中させる方針。協和発酵ケミカルは2004年4月に協和発酵の化学品部門を継承し発足し、親会社の協和発酵は2008年10月にキリン子会社「キリンファーマ」を吸収合併し「協和発酵キリン」となった。